[VS Code Python拡張] データサイエンスチュートリアルをやりながらVS CodeでのJupyter Notebookの使い方をマスターする

[VS Code Python拡張] データサイエンスチュートリアルをやりながらVS CodeでのJupyter Notebookの使い方をマスターする

Clock Icon2020.04.13

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こんにちは、Mr.Moです。

下記の記事を見てVS CodeのPython拡張でJupyter Notebookが使えることを知り便利そうだなーとしばらく直感的に使っていましたが、そろそろちゃんと使いこなしたいので用意されているデータサイエンスチュートリアルを参考にしならが使い方をマスターしていきたいと思います!

Visual Studio CodeでJupyter Notebookを動かしてみた

データサイエンスチュートリアルとは

VS Codeの公式ページあるチュートリアルです。March 2020 (version 1.44)のアップデートで公開されたようですね。

チュートリアルを参考にしながら使い方を確認していく

さっそくチュートリアルを進めていきます。あくまでもPython拡張でJupyter Notebookの使い方を確認するために。 本日までにどのくらい機能がアップデートされているのか確認するのも楽しみですね。

まずはPython拡張のインストール

image.png

Visual Studio MarketplaceからPython拡張をインストールしましょう。

環境を構築する

下記のコマンドを打って環境を構築しましょう。

conda create -n myenv python=3.7 pandas jupyter seaborn scikit-learn keras tensorflow

Anaconda使いたく無い場合は下記のコマンドを打ってPython仮想環境を構築し、必要なモジュールをインストールするでも良いと思います。

python3 -m venv myenv2

環境を選択する

コマンドパレットから Python: インタープリターを選択 を選択し、JupyterがインストールされたPython環境を選びます。

image.png

image.png

Jupyter Notebookを作成する

次にJupyter Notebookを作成しましょう。コマンドパレットから Python: Create New Blank Jupyter Notebook を選択し、ここではファイル名を hello.ipynb とします。

jupyter_hello_vscode.mov.gif

ちなみに右上の方に現在のカーネルの状態(Idle状態かBusy状態)を確認できる表示があり。

image.png

ここをクリックするとPythonの環境を切り替えることもできるようです。

image.png

コード補完など(IntelliSense)

IntelliSenseのコード補完、メンバーリスト、メソッドのクイック情報、パラメーターヒントの支援が受けられます。 これは強力ですね!

vsocde_jupyter_intelli.mov.gif

変数エクスプローラーとデータビューアー

下記の赤枠のアインコンから、現在の変数情報を確認できます。

image.png

さらに変数の詳細情報をデータビューアーで見ることができ、並べ替えやフィルタリングが可能です。データのちょっとした確認に使えそうですね。

vscode_jupyter_data_view3.mov.gif

プロットビューアー

プロットをもう少し詳細に操作できる機能があります。

image.png

表示されたグラフの左上のアイコンをクリックすると

image.png

プロットビューアーが開いて、ズームイン/アウト、プロットのエクスポート(PDF、SVG、PNG形式)などが可能です。

vscode_plot_vi2.mov.gif

その他、基本的な使い方

念のためその他の基本的な使い方も記載しておきます。

コードセルのモード

コマンドモード編集モード があり左側のバーが青く塗りつぶされている状態がコマンドモード。(ESCキーを押すなど)

image.png

左側のバーに斜線が入っている状態が編集モードです。( Enterキーを押すなど)

image.png

コードセルの追加

下記のプラスアイコンをクリックでコードセルが追加できます。

image.png

コードセルの実行

下記の緑矢印をクリックで選択中のセルが実行できます。 通常はShift + Enterのショートカットで実行することが多いです。

image.png

複数のセルを実行することもできます。下記の赤枠で囲っている3つのアイコンで、左から全てのセル実行選択中の上のセルを全て実行選択中の下のセルを全て実行の機能です。

image.png

コードセルの移動

下記の上下矢印でセルの移動が可能です。

image.png

コードセルの削除

セルの削除は右側にあるゴミ箱アイコンで出来ます。

image.png

コードとMarkdown切り替え

下記赤枠のアイコンをクリックでMarkdown形式で記述できる機能に切り替わります。

image.png

カーネルの再起動/中断、出力のクリア

下記の赤枠で囲っている3つのアイコンで、左からカーネル再起動カーネル中断全ての出力をクリアの機能です。

image.png

リモートのJupyterサーバーに接続

リモートのJupyterサーバーに接続することが可能です。 JupyterサーバーのURIと認証トークンの情報が必要になります。

image.png

vscode_jupyter_server5.mov.gif

ちなみに aws sagemaker create-presigned-notebook-instance-url コマンドで発行した署名付きのJupyter NotebookのURLでは予想通り接続できませんでしたのであしからず。

おまけ(ショートカット集)

主にコマンドモードで使えるショートカットをまとめてみました。

ショートカットキー 説明
Shift + Enter 選択中のセルを実行し、下のセルに移動
Ctrl + Enter 選択中のセルを実行
y コードを記述できるモードにする
m マークダウン形式で記述できるモードにする
k 上のセルを選択
j 下のセルを選択
a 上にセルを追加
b 下にセルを追加
dd 選択中のセルを削除
l 行番号表示

まとめ

冒頭で紹介した記事の内容と比較するとアップデートされている部分がいくつかありそうでした。
VS Codeはほぼ毎月アップデートが入ります、今後もPython拡張は積極的にアップデートされていきそうですので今後が非常に楽しみですね! また新しい機能が追加されたら記事にしたいと思います!

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